絵画コースの2年生は、テンペラ画(古典技法)を行なっています!
テンペラは、卵をメディウムとする絵の具です。
この授業では、テンペラと油彩による混合技法で、自画像を描きます!
まず、学生たちは、木パネルに膠で綿布を貼り、次に白亜地を塗り、支持体を制作します。
次に、テンペラメディウムを作ります。
このメディウムでは、卵黄の中身のみを使用します。
このメディウムを使って、有色下地を塗り、影を描きます。
その後、油彩による透層、テンペラによる透層を経て、白で明るさを描きおこします。
この工程を繰り返すことで、深みのある表現が生まれます。
みなさん、緻密な作品が仕上がってきています!