9月30日、横浜市こども青少年局、男女共同参画センターのご協力により、「キャリアデザインセミナー:美大を卒業したら何になる?」を開催しました。
このセミナーは、クリエイティブ業界を目指す人の支援をされているキャリアコンサルタントの中路真紀さんと、美大を卒業し独立・起業をしているロールモデルの方をお招きして、人生設計や将来の生き方を考える機会でした。
中路さんは、現在ゲームコンテンツ制作会社の取締役をされています。それまでは一般企業事務職からゲーム大手企業入社、起業と、紆余曲折な人生を歩まれてきたことを話してくださいました。
中路さん ゲームコンテンツ制作会社 株式会社ジェットマン ホームページよりブログ紹介
そして、ロールモデルの宮崎文子さんは、美大卒業後版画工房で働きながら、創作活動をし、世界中のコンペに出展してきたことを語ってくださいました。ご自分の作品と仕事で制作してきた作品の両方を見せながら、その違いと共通点を視覚的にわかりやすく伝えて下さいました。
もう一人のロールモデル、牧野絢子さんは、雑貨デザイナーとして就職後、結婚を機に一度は仕事から離れた後、現在は子育てをしながら、ご自分のオリジナル雑貨を開発し、起業されています。それには周りの多くの人たちのサポートがあってこそであることを強調されていました。
牧野絢子さん オリジナルブランド BunnyBirdieホームページ
それぞれの方の話を伺い、参加した学生たちも作品や商品を手に取りながら、将来の自分のことを想像しながら質問を投げかけていました。
今回の話を聞いて、学生のひとりがこんな感想を述べてくれました。「どんなことでも無駄なことはひとつもなく、繋がっていることがよくわかりました」
様々な生き方があることを知り、視野を拡げることで、学生のみなさんが、自分の可能性を拡げて行くことが出来ればと思います。
これからの将来を自らで創造して行けることを実感出来た時間だったのではないでしょうか。ご協力頂いた皆様に心より感謝いたします。
(学務課就職担当)