気がつくともう12月になってしまいました、早いですね!!
今回は学生の実習風景をお届けします。
美大というと室内でこつこつと制作しているイメージがあるかと思いますが、プロダクトデザインコースでは教室の外での実習もあるんですよ!
現在3年生の課題では、パブリック・デザインをテーマに制作を行っています。
パブリックデザインとは、「公共空間におけるヒトと地域をつなげるモノ・コトのデザイン」のこと。
公園や学校、駅や空港、バス停など、一人のためではなく、老若男女、外国の人、ハンディキャップのある人、様々な人が暮らす空間を考えた時、どんな設備が仕組みがあったら、よりよくできるだろう?という視点が大切になってきます。
ハマビの中に地域の人たちも気持ちよく使える「ポケットパーク」を考えよう!
というわけで、現場のサイズ感が必要になってきます。実際に長ーいメジャーと体を使って、現地の測量を行ってきました。
ファミリーマート側の「西門」入ってすぐの所に考えます。
道の幅は?植え込みの距離は?木はどれくらい生い茂っている?
などなど、図面だけではわからないことがたくさんあります。それをひとつずつ確かめて、現場の雰囲気や役割などを掴んでいきます。
実測とプラン立てを繰り返して、自分の思うポケットパークを作り上げていきます。
この課題ではプランを立てるのみになりますが、模型をつくったり写真に合成したりして各自のアイディアをプレゼンテーションします。
完成品はまたこちらで紹介します!どうぞお楽しみに!