本日は涼しい、雨の降る1日です。
梅雨入り目前の季節となりました。
彫刻コースの3年生の様子をお届けします。
「彫刻表現」という授業では、曜日ごとに様々な素材に触れます。
前期の月曜日は木彫、火曜日は塑造、木曜日は石彫、金曜日はガラスです。
本日金曜日はガラス彫刻の授業です。
全員ガラスという素材に触れることが初めてなので、探り探り手を動かしています。
ガラスに対するイメージを膨らませながら制作を進めています。

色ガラスを乳鉢で擦ることで、ガラスの粒を細かくします。予め制作した型にガラスを丁寧に入れます 。この作品は色の変化が楽しみですね。どのように仕上がるのでしょうか。

粒状のガラス

ガラスの原型を塑造粘土で制作しています。

石膏原型の作品も、よく考えて制作を進めればガラス作品にすることができます。適した方法を考える時間も大切です。

様々な型ができています。

型にガラスの塊を詰めています。大きい塊ほど、透明度の高い作品に仕上がるそうです。

こちらは細かいガラスの粒を入れています。半透明の作品を目指しています。

ガラスの塊の入った箱です。これだけでも美しいですね。
本日、型を窯に入れました。溶けたガラスはどのようになるのでしょうか。
とても楽しみです。
次回に続く・・・