前期も終わりに差し掛かり、もうすぐ夏休みを迎えます。
各コースで課題ごとに講評会が行われますが、今回はプロダクトコース3年生の
講評会の様子をお伝えします!
前期の課題は2つ。「パーソナルツール」と「ハウスウェア」というタイトルで、
それぞれ「誰か特定の個人が使用する前提としての道具」と、「家の中で家族の誰かに使ってほしいイス」を考えます。
言葉にすると難しいところもありますが、生活の中でこんなのあったらいいな!ということが
アイデアの原点になったりします。
「パーソナルツール」の講評は、大学内のギャラリーに展示した状態で行いました。
普段の教室から離れて、きちんと人に見ていただくことを意識しての講評会は緊張感もほどよく、
先生方も学生も、きりりとした空気の中対話が行われました。
お次は「ハウスウェア」。
18mmの合板を使って、思い思いのイスを制作します。
プロダクトの課題で重要なのが、「5W1H」。
目的/場所/人/理由/時と、「どうやって?」がポイントとなってきます。
「パーソナルツール」では主に自分が使うことを前提にした作品が多かったですが、
「ハウスウェア」は、家族の誰かが抱えている問題(膝が悪いから、ちょっと腰掛けられる場所が
あるといいかな、とか、本が好きなお父さんのために、本と一つになれるイスにしよう、などなど)を
意識した作品にします。
3年生からの課題は、だれかのことを考えて、社会の問題を解決できるチカラをつけられるよう
さらに専門的になっていきます。
オープンキャンパスでご紹介しますので、ぜひ見に来てくださいね〜!