彫刻コース3年生はブロンズ鋳造課題に取り組んでいます!
「ブロンズ像=銅像」なので街中や公園などでも見かける、彫刻としてはおなじみの素材。
ですが制作するには手間と知識と技術がかなり必要です!
まずは原型のシリコン型制作から。原型は事前に制作していた石膏首像です。
シリコン型は柔軟性があるため傷みにくく、何回でも使い回せるのが利点。フィギュアの複製にも使用されますね。
粘土で片面を埋め、型が合わさるようにくぼみをつけたら慎重にシリコンをかけていきます。
全面かけ終わった状態。このままではまだ薄いので、補強材(ガーゼ)を加えながらもう一度シリコンをかけていきます。固まったらシリコンの上に補強として石膏を盛っていきます。
石膏が盛り終わった状態。原型+シリコン+石膏という重ね順になっています。こうすることで型を壊れにくく長持ちさせることができます!そして裏返したら先ほどの手順で再びシリコンをかけていきます。
型取りだけでも紹介しきれないほどの専門知識がたくさん。。。先は長いですが貴重な経験なので根気強く制作していきます!