こんにちは、映像メディアデザイン研究室です。
今週の授業では、3年生のインスタレーション課題の講評が行われました。
今回の課題は、「私をインスタレーション」というテーマのもとに、それぞれの学生が自分を構成する要素から作品を制作しています。
自分の特徴は雨女というコンセプトを元に、ネガティブなイメージを優しい表現に転換させた作品
自分自身と向き合い、捉え直す行為は年齢問わず難しいことですが、さらにそれを作品として表すのは、より一層困難が伴うことだと思います。
今回の3年生のインスタレーション課題では、「実現不可能なインスタレーション」「ささやかなインスタレーション」「私をインスタレーション」の計3つのテーマにて各々制作を行っており、これらは必ずしも作業量や完成度が求められるものではなく、むしろ柔軟な発想や、広い視野、客観的な視点を養うことが求められています。
いよいよ後期の後半からは、「3年生を代表する課題」が始まります。
代表課題にはテーマや作品形態の規定は無く、各自が自由に制作を行う形式です。
これまでに学んだ技法や表現方法を発展させる人もいれば、全く異なる手法を新たに挑戦する人もおり、いずれにしても、4年での卒業制作の方向性を左右する重要な機会となるでしょう。
来週には企画プレゼンテーションが予定されています、果たしてどのようなアイデアが出てくるのでしょうか?