ブロンズ鋳造課題も中盤。いよいよ鋳型の制作に入りました!
型取りを繰り返してきましたが、これがブロンズを流し込む型になります。
まずは先生の指示に従ってブロンズが流れる「湯道」を原型につけていきます。これがないとブロンズが上手く流れないので作業は慎重に!説明も専門用語が多く難しい。。。
湯道は原型と同じ 「蝋」でできているので、半田ごてを使ってつけていきます。
全てつけ終わるとこのような状態。なんとも複雑な構造。。。
湯道つけが終われば、いよいよ鋳型制作!特別に配合した埋没材を原型に塗りつけていきます。
原型が見えなくなるほど、しっかりと厚塗りします。
その後、枠をはめて中に埋没材を注いでいきます。
満杯まで注ぎ終わったら硬化させ、表面を補強して完成!!
この中に原型が埋まっていると思うと不思議な感覚。。。この鋳型を窯で焼成すると、蝋でできた原型と湯道は溶けてなくなってしまいます。蝋がなくなった部分にブロンズが流れ込むことで、ブロンズ作品が出来上がるという仕組み。今までの長い行程はこのためにあったんですね。。。。
次回はいよいよブロンズ鋳造!無事にブロンズになって作品と再会できることを願います!