修復保存コースです。
今回は4年生の様子をお伝えします!
4年次は3年次に学んだことをより実践的に、知識と経験を深めていきます。
前期では、卒業制作を念頭に、絵画、紙、立体から自分の好きな分野を選び、
作品の模写や修復を行います。
こちらの学生は絵画の支持体を作っています。
木枠にキャンバスではなく、板なんですね。
木を切って、削り、整えます。
さらに膠(にかわ)という昔から絵画制作に使われている接着剤を塗布していきます。
側面も塗ります。
どんな支持体ができるのでしょうか。
そして最終的には何が描かれるのでしょうか。
楽しみですね。
一方こちらの学生は枠を作っているようです。
和紙について先生から学んでいます。
障子でしょうか…?
4年生は自分で研究テーマを探し、図書館や先生から情報収集します。
興味のある作品や作家について調べることも大切ですね。
模写や修復の前に、作品がどんな素材で、どういった技術で作られたかを知ることがとても重要になります。
これから卒業制作(研究)までの長い道のりを、一歩一歩確実に進んでいきましょう!