【修復保存 3年】立体修復の授業

修復保存コースです。

絵画・紙・立体の修復技術を学ぶ3年生。
今回は立体修復の授業の様子を紹介します!

今日、様々な素材で立体作品が作られています。
そんな中で、木で作られた作品の修復について学んでいきます。

まずは取り扱う道具を確認します。

20180524_01
新品を開封!

 

20180524_02
様々な種類の彫刻刀です。

修復では、木材を彫ってパーツを作ったり、作品を整えたりすることが多々あります。

木材や道具の扱いに慣れることから始めていきます。

 

実習に先立って、学外授業で東京藝術大学大学美術館へ。

20180524_03
「保存修復彫刻研究室研究報告発表展2018」を見学しました!

大学院文化財保存学専攻保存修復彫刻研究室にて
修復された仏像や模刻作品が展示されていました。

20180524_04
じっくり観察できて大変勉強になります!

本学講師の中村恒克先生(東京藝術大学大学院保存修復彫刻研究室出身)が
わかりやすく解説してくださいました。

普段そんなに見かけない立体作品の修復について、イメージすることができたはず。
これから一つずつ学んでいきましょう!

 

*中村先生の活動のお知らせです。

  • 文化財保存修復学会発表
    第40回文化財保存修復学会で、共同研究を発表。
    『蛍光 X 線分析を利用した古代仏像の瞳に用いられる材料の考察』
  • グループ展 作品出展
    6月6日から新宿タカシマヤで開催される「木彫三昧」展に作品を出展。