【イラストレーションコース2年】風景着彩制作風景&講評

こんにちは!イラストレーション研究室です。

今回はイラスト2年生の、授業風景&講評の様子をお届けしたいと思います。

課題内容は風景着彩。イラストレーション基礎Iの集大成の課題になります。今までの課題で鍛えた「観察力と表現力」を実践して参ります…!

まずは、場所決めからスタート。各々学内を歩き、ここだっ!という所をクロッキー(試作)。

作品の完成度合いに関わる、とても大事な工程です。同じ場所を描いていても構図が違うだけで印象がガラッと変わります。早く本番に移りたいかもしれないけれど…ここはグッと堪えてクロッキー。

構図、完成イメージが大体固まってきたら、本番です。イーゼルを置いて、B2サイズの画面に風景を描いていきます。

暑い中、黙々と描いている学生さんたち。水分補給も忘れずにね。

作品が完成すると、いよいよ講評です。

それぞれ、タッチの違いや空気感が全然違くて、面白い。

近くの場所を描いていても、樹々や芝、アスファルトの質感の差にとことん拘る学生もいれば、全体の空気感を重視し、柔らかい印象に仕上げた作品などもありました。

先生方は、それぞれの学生のスタイルにあったアドバイスをしていきます。勿論、基礎的な部分も、しっかりと指導。

力作揃いの風景着彩でした。

基礎をしっかり学んだ2年生。次授業からは、与えられたテーマを元に、自由に描くイラストの課題となっていきます。

ここで鍛えられた「観察力と表現力」に学生たちの、感性や想像力が加わった作品がこれから制作されると思うと、とてもワクワクします。

本当に、暑い中お疲れ様でした!