こんにちは。彫刻コースです。
彫刻コースでは、2年生の彫刻基礎Ⅰ・金属実習の講評会を行いました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大から約1年。
今日に至るまで感染は拡大し続け、私たちはニュースで毎日感染者数を知りながら生活をしています。それに伴い、感染者数と毎日の生活の中での「実感」が果たして直結しているのかすら考える間もなく一方的に与えられるさまざまな情報によって、「ある感覚」を無意識に鈍化している可能性があるかもしれません。
金属実習では、コロナ感染の中でさまざまな情報や数字によって麻痺してしまっているかもしれない「自身の感覚」をリサーチし、自由に立体作品として表現してもらいました。
はたして、どんな作品ができたのでしょうか?
それでは、彫刻コース2年生の作品をご紹介します!!
〈 0の飽和 〉
人命に対する重みを積み重なる円と拡散する渦で表現
〈 メリー・きらきら星 〉
コロナでイベントやおでかけ等の楽しいことが減ってるので、
また楽しいことが沢山増えるといいなという気持ちの「流れ星」と、
好きなイベントの「クリスマス」、見てて楽しい気持ちになる
「お星様やきらきらしたもの」をイメージ
〈 生彩 〉
自粛生活で心が弱っていたが、カーテンを開けて光を浴びると
不安な気持ちを和らげることができたことから、光をテーマに制作
〈 鉄肺と部屋 〉
閉塞 ー 解放
コロナ禍に対する各々の想いや感覚が作品から伝わり、とても力強いですね!細部や仕上げへのこだわりが、作品をより一層際立たせます。
講評では、空間を意識した展示方法や作品の見せ方、伝え方の重要性について学びます。
作品だけではなく、台座や置き場所などにもこだわり、それぞれの考えを伝えていきます。作品鑑賞者に「何を伝えたいのか」自分の言葉で説明することはこれから作家を志す学生たちにとっては良い経験ですね!
頭の中で描くイメージを、一枚の硬い鉄板から「かたち」にしていくことは、並大抵の作業ではありません。どの素材においても共通していえることですが、自分のやりたいことや自分の表現したいことを、貫きながら楽しんで制作することはとても大切なことです。
今回の授業を通して、2年生の皆さんは、これを実現することができたのですね〜!すごい!
2年生のみなさん、お疲れさまでした!
次回からはじまる彫刻基礎Ⅱの陶実習もがんばりましょう〜🤗
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☆☆☆Let’s ENJOY~☆☆☆
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