絵画彫刻研究室・彫刻コースです。
彫刻コースの4年生は「美術研究」という必修授業の中で卒業制作にむけての研鑽を進めています。
前期前半(4月〜6月)は、それぞれが今やってみたいことをプレゼンし、制作の方向性が段々と見えてきました。
前期後半(6月〜8月)は各々が持つ制作意志を具体的な方法で素材におとしこみ、それが自分と他者にとってどう見えているか考える時間になりました。
今回の写真は8月6日に行われた講評の様子です。担当されている先生方とのディスカッションの中で造形や内容についての展望を見据える心構えが整ってきました。ぜひ、前回の4年生・卒業制作についてのブログと合わせてお楽しみください。
フィギュアなどの制作に用いられる粘土を使って、様々なポーズをした人体を作っています。
人体のポージングで表現できることを模索していましたが、
後期後半では造形された人体は着色され細部の造形も進んできました。
よく見たら……角が生えているようです。
授業は遠隔で受講することも可能です。ビデオ通話を駆使し自宅で研究を進めている学生もいます。
宝箱が置いてありますね…
これも溶接技術を駆使して作ったようです。
でも、立体物を設置するだけが彫刻表現ではありません。
彼は作者本人と組み合わせて初めて完成する作品を考えているそうです。
木彫で具象を作るぞ!という学生。自分だけのアイデアやコンセプトも大切ですが、もちろん造形力も重要です。
木彫で、どんな形にするのか、しっかりと時間をかけて作品内容を練っていきましょう。
木彫で制作する学生がもうひとり。
前期前半で発表した作品は頭部と胴体が分かれている構造で、これから分解し新たなパーツを追加するそうです。
彼のアトリエでは直径100㎝高さ150㎝ほどの丸太の加工が開始されていました。
いったい何ができるのか、とても楽しみですね。
ライフワーク的に関わった材料たちが集合しています。
一律、水色という一枚のフィルタをまとい一人の人間が紡いだ軌跡を強調しているようです。
奥の配置されている木の板には、映像が映し出されています。
そこには発表日までの作者の心の変動の記録がスライドショーで映し出されています。
現時点でもとても優秀な作品に仕上がっていました。残り半年でどのようにまた展開されていくのかとても楽しみです。
4年生のみなさん、講評お疲れさまでした!!
引き続き作品の精度をあげることに楽しんで取り組んでいきましょう〜✨✨
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☆☆☆Let’s ENJOY~☆☆☆
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