こんにちは彫刻コースです!
学生、教職員の安全を祈願する為のふいご祭という神事を実施しました。
ふいご祭は秋に鍛冶職の人々が金属関係の守護神を奉る祭事ですが、いろいろな美術大学の中で、特に火を扱うアトリエがある機関で安全祈願祭の意味合いを色濃く残しながら現在でも脈々と受け継がれています。その地方や各美術大学によって奉らせていただく火にまつわる神様はいろいろいらっしゃるそうです。
昨年度は新型コロナウイルス感染防止の観点から中止されていましたが、今年度は緊急事態宣言解除をうけて感染防止に気を配り神事のみ小規模に執り行いました。
儀式が始まる15分前から静寂が保たれ、厳かな緊張感が漂っていました…。
毎年学生に神主役と巫女役をお願いし、学生主体で行事進行をおこなっています。
神主に祝詞を読み上げていただき、火にまつわる三柱の神様達に降りてきていただき、人と普段使っている道具とアトリエを大麻(おおぬさ)で祓っていただきました。祭壇にはノミやハンマー、粘土ベラ等がお供えしてあります。
神事に用いる注連綱や紙垂は毎年学生に作っていただいています。ありがとうございます。
秋〜冬は卒業制作発表も間近になり各アトリエがバタバタしてくる時期で怪我も多くなってきます。
もう少し頑張れる、もう少し無理ができる、とエスカレートしていくうちに自分のベストなペースから知らず知らずの間に逸脱してしまい、その勢いが予期せぬアクシデントにつながりがちです。その雰囲気はアトリエを使っている全員に伝わってしまうので全学年の問題にも繋がります。スケジュールがタイトな今だからこそ、時間をかけて式を通し自分を見つめ直す機会ができてとても良かったと思います。
みんなが大きな怪我をせずに1年間安全に落ち着いて制作できるように気を引き締めていきましょう〜!
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✨✨ 御安全に…… ✨✨
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