修復保存コースの3年生は絵画(油絵)の修復に取り組んでいます。
すぐに作品の修復作業を行うわけではなく、支持体や使われている描画材、どのような損傷があるのかなどを調査し、作品に必要な処置の方針を決めた上で修復作業を行っています。
では、現在行っている作業を見ていきましょう!
画面の汚れをクリーニングしています。
自分達でクリーニング材を作ることもあるんです!
変色したニスのクリーニング作業です。大きな作品なので根気がいる作業ですが、綺麗になった部分を見るとやる気が出ますよね。
額の修復もしています。欠けてしまった部分を充填した後、不透明水彩絵具で補彩しています。
このほかにも、剥がれた塗膜を接着するなど作業はさまざま。
全ての処置が終わるのが待ち遠しいですね。
この調子で後期も頑張りましょう!