【プロダクト2年】PD基礎Ⅱ「うごくカタチ」講評会

こんにちは!
今日はプロダクトコース2年生は課題講評でしたよ!

今回はナラティブデザイン(物語からデザインする手法)
から、うごくモビールを制作する課題です!

モビールを作るだけでなく、何をつたえたいのか。
物語を通して素材も手法も選びながら表現しました。

こちらは「影の重なり」と「ゆらめき」が綺麗な作品。

当初は虹をテーマに推敲してましたが・・・・
逆光に透ける紙の陰影の綺麗さに気付いて、方針を転換。
傘のような形に吊るして、
雨のような、自然の木のようなステキな印象を感じる
提案になりましたね!

 
こちらは、ネグレクト(虐待)や生と死をテーマにして、
一つの架空の家族の光と闇を表現した作品。

カーテンの向こう側に作品を置くことで舞台のような演出の作品になりましたね!

誰しも、ちょっと目を背けたくなるテーマですが、実は・・・
この様なテーマに向き合って表現しようとする意識って、
とってもとっても大切なんです!!
悍ましさの中にも、何か心を打つ表現が見え隠れしていて、
なかなか良い表現になったと思いますよ!

 
こちらは、一見シャンデリアの様にも見えますね。
テーマは、幼少期にみた足下の水たまりの波紋。


オーロラフィルムの虹色の反射がとっても幻想的ですね!
薄いオーロラフィルムの強度を持たせるために2枚重ねにしたり、
さりげない工夫がされています。

 
こちらは、庭のブルーベリーと食べにきた鳥がテーマ。

 
結果的に「これってモビール?」と感じるのもありますが、
解釈は結構自由なんです!
デザインって、そんな「解釈」の幅を広げる事でもあるの。

みなさんそれぞれに、
ストーリーや解釈を展開することができてましたね!

夏休みはしっかり遊んで心に栄養与えつつ・・・
今までの作品をブラッシュアップしたり勉強も少しして、
後期の課題に活かしてほしいです!