あつーーーーーーい!!!
外に出るのも億劫な暑さになりましたね…。
みなさんは体調崩されてはいませんか?私は既に体調不安定進行中です🌞 😭😭😭タスケテー
さて、そんな暑さの中イラストコース2年は「文庫本」課題が始まりました!
「文庫本」課題とは、既存の文庫小説の表紙を描き、文字組みやデザイン全て自分で作り上げる課題となっています。
文字組み?デザイン?なんのこっちゃ?となってしまわないよう、先週はブックデザイナーの関口先生とイラストレーターとして活躍する日置先生の文庫本のデザインとは、文庫本に使われるイラストはどのように描けばいいのかなど貴重な情報を2日にかけてレクチャーしていただきました!
まず1日目は関口先生のレクチャーでした。
暗がりで撮っているので見づらいですが…
ウォルター・アイザックソン著のレオナルド・ダ・ヴィンチ の表紙です。
有名な「モナ・リザ」が真ん中から切れていて、上下巻が揃うとよく知った絵になります。
こちらは坂上泉著のインビジブル、藤岡陽子著のきのうのオレンジ の表紙です。
小説の中のワンシーンをネタバレしないように、そして物語の情景が浮かぶように表現されているものだそうです。
文字組みも、作品に沿うフォント選びがされていてマッチしてますよね。流石プロ……
デザインだけでも表現の幅の広さが垣間見える楽しいレクチャーになったのではないでしょうか?
そして2日目は、日置先生のイラストレクチャーです。
この写真は、本が出来上がるまでのイラストレーターの仕事の流れについてのお話です。
1冊の本にこれだけの人が関わっていると思うと、紙の書籍を買おうかな…と思いますね。
この画像の 柚月裕子著ミカエルの鼓動 の表紙は日置先生の描かれた絵です。
授業内では前に先生が描かれた今までの表紙の原画が並んでいましたが…授業中は真っ暗でプロジェクターの画面しかカメラでは見えませんでした。
レクチャー終了後は前に並んでいた原画や、完成品の小説、過去の先輩たちの参考作品などを手に取って見て回る学生が多かったですね。
↑は、先生方が実際にお仕事で描かれた小説の表紙の原画です。
↑は、先輩方の参考作品を見て「え?これ参考作品なの?」「売り物じゃないんだ」など驚いている現イラスト2年生たちです。
実際に売られているものに見えたそうですよ…!やったね!
この課題で講評を受けるのは夏季休暇が明けた後ですが…、みなさんどの文庫本を選んでイラストを描くのか楽しみですね!
それでは、また次回📖📚