今日は課題の中間講評でした!
前の記事に引き続き、造形手法のプロセスとスケッチやカラーハンティングなど、プロダクトを創造する上で大切なアイデアを形にする基礎を学んでいます。
ケミカルウッドという木のような素材を削り出して、名作と言われている柳 宗理のデザインしたディナースプーンをコピーする課題です。
4日間の短い課題の中で、集中的に取り組んで綺麗に仕上げることができましたね。
スプーンを仕上げるプロセスを展示することで形の正確さや、作る形の正確さを感じる作品です。併せて展示されている建築模型の演習のボックスも綺麗に見えて特に印象的でした。
ケミカルウッドを使った課題のほかにCMFハンティングという課題も行いました!
CMFとはすべてのモノにあるサーフェイス(表面)のことです。 サーフェイスは” COLOR(色)”、”MATERIAL(素材)”、”FINISH(加工)”の3つの要素で構成されています。
こちらも4日間の取り組みです。身の回りの質感や色を観察して、観察した色味を絵の具で再現したり、フロッタージュの技法で実際に擦って集めました。
次回からは、デジタル演習ということで名刺のデザインを考えたり3Dを用いたりと、より実戦的な内容になってきます。例年今回のような表現方法の蓄積からだんだんとステップアップしてくる様子が伺えるのでこれからの課題も楽しみです。