【プロダクト2年】PD基礎Ⅱ「ともすあかり」講評会

こんにちは。急に本格的な夏日となりましたね。熱中症で体調を崩してしまう方が増えていますのでみなさん水分と塩分補給を気をつけてくださいね。
今日はともすあかりの講評会でした。

あかりをテーマに、照明器具についての固定概念に縛られず、普段の生活の中の環境や身の回りの現象の観察から作品を制作する課題でした。厚み3cm以下のクリックポストの箱に収まる形で組み立て方法の取り扱い説明書を同封する課題です。

 

この作品はシンプルなスリット加工に折りを組み合わせた作品です。縦に重ねて、光が広がるだけでなく、受け取った人の組み立てやすさなども意識されていて、紙の繊細さなどが美しく表現されたライトになっていますね。

この作品は知り合いの果物をコンセプトにしたカフェに実際においてもらうことを目指し、クライアントからヒアリングなどを行いながら制作したライト。

イチジクにつくキボシカミキリなどをモチーフにして割りピンを用いて組み立ても工夫できていますね!

課題の中ではじめてのデザイン設計に取り組み、素材や加工方法の制約の中で、イラストレーターソフトの使い方。レーザーカッター加工機の使い方を学び、トライアンドエラーを繰り返しデザインする上でとても大切なPDCAサイクルをしっかりと回せていたと思います

ジャックオーランタンをモチーフにしたパンプキンライト。
置くこと、吊るすこと、手持ちすることができるライトで、立体で効果的にケント紙の構造を作れていて完成度の高い作品になりました。

この他にも、クラゲの形のライト。幾何学に組んだドームに竜をデザインしたライトなど。様々なライトが並びました!

今年のプロダクトデザインコースは定員数14名となり例年以上にデザインの内容や展開の幅が膨らんできています。次回の課題は紙を用いてパッケージを作る課題となりますが、それぞれがそれぞれのコンセプトを考えることができているのでこれまでとちがうどんな作品ができてくるのか楽しみです!