【プロダクト3年】PD表現Ⅱ「シェアツール」講評会

連日猛暑が続きますね。今日は前期最後の課題の講評日でした〜。

「人と人との関係」から発想し、実際に使える「モノ」を提案することです。個人に焦点を当てた前回の発想とは異なり、今回は「人と人との関係性」に注目し、その観察から問題や魅力を抽出します。そして、関係性を反映した具体的なモノを制作することを目指します。

課題の中では材料と加工法の2つの条件の中で取り組みました。

  • 材料:3✖️6サイズの合板1枚を使用すること。
  • 工法:デジタルCNC切削工法を用いること。

小児患者と医師のためのシェアツール。
ロッキングチェアのように揺れる設計となっていてこどもと医師の目線が合う形でデザインを考えています。課題の条件を踏まえながら、ドリルが造形するための独特な穴のデータ制作など今回の課題のポイントをしっかり抑えることができましたね。

角度や座り方を調節できる椅子の提案。可動する棒で座りやすさを調整できる機構を制作して、独自の形に仕上げることができましたね!

こちらは玄関で家族の鍵を保管するための棚の提案です。
家が連なる造形となっていて誰が自宅にいるのか、外出しているのかなどを知ることができるプロダクトです。

その他にもモビールやテントのようなプロダクトによって、密なコミュニケーションを促す提案などがあり、多様な作品が並びました〜。2年生の頃からの成長が感じられる充実感のある良い講評でした。

これから夏休みに入るのでぜひ今回の作品もブラッシュアップして芸祭や今後のポートフォリオで発展した作品が見られることを期待しています!