みなさんこんにちは。
今日はプロダクトデザインコースの卒業制作最終講評でした!
今年はモビリティのデザインから動物園を支援する寄附システムを含むプロダクトのデザインや、おもちゃのデザイン、義手・義足のデザインなど幅の広い提案が揃いました。
前期の美術研究からそれぞれに研究を深め、これまでのプレゼンから1歩も2歩も踏み込んだ実りのある発表となりました。
この提案は、人の思い出を閉じ込めソファーとして使うことができるユニットとなっていて、三角形のクッションを膨らませて、ソファーのパーツにしながら空気で中身を固定することができる設定となっています。
夏休みから半年間、素材を変え、設計を変え地道な改良を繰り返しながら、ビーチボールのように製品レベルの強度とクオリティを持ったプロダクトに仕上がってきました。
この作品はバイクの新しいスタイリングの提案です。
車体と人との密着性を高め身体性を伴うレーシングバイクのような臨場感のある乗り心地を想定し、理想的なスタイリングを制作しています。
スタイロフォームという密度の高い発泡スチロールのような素材の造形から、パテ埋め、下地の塗装、仕上げの塗装など、非常に長いプロセスを経て漆工芸のような綺麗な光沢感とマットな仕上げを作り分けることができたと思います。
このほかにも学生の4年をかけて深めた力作が揃いました。
最終的な卒業制作展は2025年2月13日(木) 〜 2025年2月16日(日)
横浜美術大学構内で開催されます。掲載されている作品の全貌と掲載されている以外の全ての作品を見ることができる機会となっていますので、ぜひお越しください !