デザイン論Ⅱの授業でパスタブリッジをつくりました。
パスタという素材の強度特性(引っ張る力には強い)や構造特性(テトラ構造は強い)などを上手く利用して、いかに荷重を分散させるかを考えながらブリッジを作って行きます。
材料と道具は、パスタ、グルーガン、ものさし、以上。
限りあるパスタを細かく計算しながらパーツを作り、組み立てるチーム。
動物的カンをたよりにアドホックに組み上げてゆくチーム。
おのれの芸術的センスを駆使してオリジナルなブリッジを作るチーム。
かなり性格が出ます。
完成したら、荷重試験。
ちゃんと計算をして、オーソドックスな橋の構造を応用しています。
やはり人知の積み重ねは偉大ですね。
しかも崩壊するのではなく重りの乗せ方が悪くてひっくり返ってしまったため、ポテンシャルとしては10kg越えていたんじゃないでしょうか。
もう少し時間とツールがあれば、正確な図面を元にいい線いけたかも。
デザイン論2では、こういった楽しいワークをしながら、造形原理や構造、製品のアッセンブリ(組み立て)について学んでいます。
(デザイン論Ⅱ担当教員)