こんにちは。
今日はテキスタイルデザインコースの3年生のフックドラグの授業を紹介します。
電動機械を用いたラグの制作方法もありますが、横浜美術大学では手動の機械で1目ずつ基布という布に織りこんでいきます。
まずはその基布を木枠に張る作業からです。綺麗にはるのはなかなか大変な作業です。
足で押えて基布を思いっきり引っ張ります!
基布が張れたら、まずはサンプルを制作していきます。
サンプルでは色んな織り方を試していきます。
斜めに織ったり、交差させたり、フックドラグの「組織織り」を学びます。
裏から織った後は、表に出た糸を切ってみます。切らない部分を作ったりすると見え方の違いがあり表情も変わります。
また糸も何本か違うものを組み合わせると混ざった色味などが表現できます。織り方次第で多様な表現ができるのが魅力です。
完成したサンプルは固定します。
後は乾くのを待ちます!
基本的な織り方を学んだ上で、次回は自由制作を始めます。
どんな作品ができるか楽しみです!