【プロダクト2年】PD基礎Ⅲ「段ボールスツール」講評会

今日は講評日で、それぞれの構造の工夫を凝らしたダンボールの椅子が並びました。

大学の授業の中で、ダンボールの構造を作る授業でスツールを制作する授業です。 この授業の中では自分の手を動かして、材料として弱い紙を人が座れるくらい強くする方法を探し、小さなモデルの試作から構造について学びます。

蛇腹のような折りたたみ構造が採用されています。

この構造により、紙とは思えないほどの強度と安定性が確保されています。

折りたためるため、収納性も考慮されていてみんな驚きの設計力です!お疲れさまでした。

こちらは積層させることでら波や岩のような自然の曲線が美しく、また他の学生の余った端材を再利用するというサステナビリティにも配慮されていますね!切り口からダンボールの並々が揃って見えて綺麗です。

 

綺麗な多面体のスツールです。生き物らしさをテーマに制作されたこのスツールは 足が3つに分かれているのは構造的にも強く、シンプルですが全体的に丸く可愛いデザインです。

今にもコロコロと動き出しそうな雰囲気がありますね。

 

まとめ

この授業では、ダンボールという一見弱い素材から、強度と美を引き出す方法を学びました。

制作プロセスにも個性が現れていて、未来のデザイナーやエンジニアとしてのイメージが湧きやすい授業だったのではないでしょうか。

 

この課題から3年生の課題へ向けてどんどん実用的なプロダクトデザインの授業に入って行きます。
これからの課題で、2年生がプロダクトデザイナーへ成長していくのがたのしみです!