絵画の１年生は人物油彩の後、キャンバスの制作をおこなっています。普段はすでに描ける状態になっているキャンバスを購入することが多いのですが・・今回はなんと麻布を張るところから制作をします。
まず先生が見本を見せます。
みんなで一斉に。
麻布は下地材を塗布するときに伸縮をするので、麻の目にそって平行に木枠に張る必要があります。これはそのため目に沿って鉛筆で印をつけているところ。少しコツが必要です。
布を張り終えたら次は膠を塗布します。
膠を湯煎します。ほとんどの人が初めて見る素材のようです。
溶液を刷毛で塗っていきます。独特の匂いがします・・
今回なぜキャンバスからわざわざ作るのか、ピンときていない人もいたようですが、支持体の組成を知りることは、表現に大きく影響をします。これから制作が始まると、前回との違いが分かると思います。また、今後自分の表現に合わせて下地から独自に作ることもできます。どんな表現が生まれてくるか、楽しみですね⭐︎
