本学でコンピュータグラフィックスなどの授業を担当している、講師の柘植ヒロポン先生による、配色の入門書が発売されました。
これから配色の勉強をはじめられる方に向けて作られたそうです
とってもカラフルでステキな帯がついていて、書店でも平積みされている一角が光ってました!
内容ももちろんですが、細かなデザインやレイアウトなど随所に工夫が凝らされています。
そこで!著者であるヒロポン先生に突撃インタビューをしてみました!
(実際はメールで回答をいただきました・・・)
この本をつくるのに一番気を使ったところはどのような点ですか?
学生さん、主婦、サラリーマン、色に興味を持つ方などノンデザイナーを対象に、少しでも色の活用の一助になればと思ってつくった本なのですが、若い人は字を読まない傾向にあるので(そんなことない!?)、とにかく図版を多くし、ぺらぺらめくって図版をながめいるだけでも色の楽しさが伝わるような誌面構成にしました。
時間をかけたポイントはどこですか?
文章です。
難しくならないように表現を和らげたり、専門用語を使わないなど、ルールを決めて執筆していたのですが、全体を通すと図版のイメージと文章のバランスが合わなくなり、最後の最後まで文章の調整をしていました。
みどころはどこですか?
全ページです!
一冊の本をつくるにはDTP 、編集、サンプル作成、装丁など、たくさんのプロフェッショナルな方たちが関わるのですが、すべての方が素晴らしい仕事をしてくださったので、どこを見てもとてもよい仕上がりになっていると思います。
ハマビの学生にひとこと!
「自分には配色センスがない」と思っている人はいませんか?
そんな思い込みはもう不要です。
なぜなら、色選びに才能やセンスはまったく関係ないからです。
続きは、「やさしい配色の教科書」をご覧ください。
エムディエヌコーポレーション出版社のページ
http://www.mdn.co.jp/di/book/3214303031/
ヒロポン先生ありがとうございました!
そして!
ヒロポン先生の本はハマビの図書館でも借りることができます!
ブログを執筆している時点では貸出中のようです・・・。
明るくて元気なヒロポン先生の授業はアシスタントに入るのも楽しみにしています。
毎回見やすくて美しい資料にため息もでちゃいます。
授業の前後や学内で先生にすれ違ったら、本について質問してみましょう!
教育支援部 ティーチング・アシスタント