卒業生に聴く~就職編~開催!

5月22日(金)夕方にハマビに卒業生たちが集まりました!

毎年開催している「卒業生に聴く~就職編~」

今年は4年制になってから入学し、最初に卒業した社会人2年目の卒業生を中心に現在の様子を伝えに来てくれました。


P1070240

㈱ニチイケアパレスで介護総合職として、介護スタッフと社内報制作の仕事に携わる、原子貴衣さん(写真右・平成23年度イラストレーションコース卒業)

㈱セガ・インタラクティブにて2Dデザイナーのアシスタントとして、ゲームセンターのゲーム制作、告知物制作に携わる、久保田詩織さん(写真右2番目・平成25年度絵画コース卒業)、東祥吾さん(写真中央・平成25年度イラストレーションコース卒業)、西川大貴さん(写真左2番目・平成25年度グラフィックデザインコース卒業)、

㈱ヴァンドーム・ヤマダにて企画デザイナーとして、ジュエリーデザインに携わる、中川結以さん(写真左・平成25年度グラフィックデザインコース卒業)

そして、司会進行役は本学イラストレーション卒業で、現在共通科目助手の遠藤さんです。IMG_2092

 

原子さんは広告業界志望で就職活動をしていたそうです。原子さんは活動を進めていくうちにその業界は合わないと感じ、自分の特性に合う仕事を探して今の業界に辿り着いたそうです。今では自分の描く絵が高齢者の方々の生きる力になることを実感し、アートセラピーを活用する介護を実践していると、とても活き活きと話してくれました。※原子さんが取材された記事です!→HELPMANJAPAN 

IMG_2100

 

そして、ゲーム業界に飛び込んだ3名はこんな話をしてくれました。

学生時代から「人を楽しませる仕事をしたい」と言っていた久保田さんは、在学中「ハマキチ(現在は就職相談室にいます)」という大学非公式キャラクターを仲間と制作していました。hamakichi

IMG_2118

就職活動は、ゲーム制作会社を始め、正社員にこだわらず仕事を探していました。卒業前にディズニーランドのスタッフとセガの仕事を迷った結果、今の仕事を選択。今ではゲームの中のキャラクターデザインも手掛けることがあるそう。久保田さんの言葉で印象的だったのは、「とにかく何にでも本気になること」

 

ゲーム業界に絞って就職活動をし、最終的にここに辿り着いた東さん。今となって思うのは、目標とする業界を知る為にも、就活中には、それを取り巻く他業界の事も幅広く調べて動けばよかった。なぜなら、今、ゲームの告知物を作成している中で、仕事には広告や小売など様々な業界との関連があることに気づかされたから、と自分の経験を語ってくれました。そして、実際に自分が制作したものが街のゲームセンターにあるのを見て、仕事のやりがいを感じて嬉しい、と話していました。

IMG_2111

西川さんは、就職活動をしていく中で、自分が本当にやりたいことを真剣に考えた上で「絵を描きたい」という思いを貫きました。セガ・インタラクティブでは、開発員にはOJTとして育成する環境があり、その上で各人の特性を活かす仕事を任させてもらいます。「絵を描く」中で上司や先輩からたくさんの駄目出しをされながらも、相手が求めていることを絵にして行くことが必要であることを学んだ、と話してくれました。

P1070251

大学時代にやっておいた方がよいことの中で、「特に大学の図書館はスゴイから行った方がいい!」と力説してくれました。制作などで役立つ資料がたくさんあったと伝えてくれました。

 

そして、企業ジュエリーデザイナーとして活躍中の中川さんは、実際に店頭に並んでいる制作物を多数見せてくれました。デザイナーといっても、ラフ案からプレゼン、制作メーカーへの説明、パーツを探しに行く、展示会での説明など、自分がデザインしたものを世に送り出すために、多くの工程を経ていることを教えてくれました。

P1070246

そして、学生時代の課題や自主制作の大切さを語ってくれました。彼女は学生時代から企業でのデザインの手伝いをしており、その経験が今に繋がっているそうです。

 

全体での話が終わった後は、卒業生それぞれのところで個別に話を聞く時間にしました。直接先輩との交流で温かい空気が流れていました。

P1070263

P1070256

P1070279

遠藤さんの進行でアットホームな雰囲気となり、とても充実したイベントとなりました。

協力してくれた卒業生の皆さん、そしてそれぞれの企業の方々、ご協力ありがとうございました!これから社会へ出る人たちへのエールとなればと思います。

 

✤7月6日(月)には卒業生に聴く~創作活動編~もありますのでお楽しみに!

 

(学務課 就職担当)