☆3年生☆石彫☆カッターとカップ☆

昨日関東での梅雨入りが発表されたばかりですが、本日はとても良い天気でした。

さて、本日は彫刻コース3年生の石彫の授業の様子です。

横浜美術大学の石彫制作においては、ノミと石頭(せっとう)を使って石を彫る、シンプルな手彫りが主流です。

1年、2年次は機材は使用せずにコツコツと石を彫ります。

3年生になると、より硬い石を彫るようになるため、石彫の先生より機材の使用方法を教えていただくことができます。

本日の授業で、ディスクグラインダーに取り付けて使用するカッターとカップについて学びました。

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ディスクグラインダーにカッターの刃を取り付けて使用します。切れ込みのある刃は、ドライ(乾いた石)用です。

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現在3年生が彫っている石です。粒子が細かく、とても硬い石です。

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カップです。カッターと違い、ドーム状になっているのが特徴です。

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こちらの石は粒子が荒く、比較的柔らかい石です。柔らかい石にも必要に応じて機材を用いることができます。

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石彫の先生から、カッターの使用方法を学んでいます。刃の取り付け方や、危険な使用例などの注意点をしっかりレクチャーしていただきました。

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まずは、先生が実演してくださいました。グラインダーの自重でゆっくりと刃を動かします。決して力づくで動かしてはいけません。

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先生の教え通り実践します。緊張感を持って取り組みました。

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彫刻制作には欠かすことのできない道具です。3年生、また一つできることが増えました。