VCD3年生は本格的な制作に入る前に、
本に詳しい久保先生からしっかりとレクチャーを受けます。
有名作家の村上春樹さんと
片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんの本。
それぞれ同じ内容の日本版と海外版の書籍がスクリーンに映し出されていますが、
比べてみるとデザインや帯の有り無しなど、随分と装丁が違います。
日本で販売されているものは広告感が強く出ていますね。
海外版は広告として売る必要がないため、デザイン性の高い装丁が多いのだそう。
本の内容は同じなのに、デザインに大きな違いが出てくるのはとても興味深いです。
そして装丁の話へ。
これから制作、製本をしていく上で名称を覚える事も大事なことです。
実際に久保先生が受けたお仕事の資料を見せていただきました。
たった一冊の本ですが、試行錯誤を経て完成に至ったのがよく分かります。
その後、上製本の実演をしていただきました!
あらかじめ道具などを用意してしまえば、意外と簡単に製本できちゃいます!
外注してしまうのもひとつの手ですが、
せっかくなら手順を覚えて自分で製本できるようになった方が楽しいですよね。