今年の授業内クロッキーは、11月26日で終了。
8カ月間のクロッキーについて、プレゼンテーションを行いました。
皆、一番最初は、クロッキーをどのように描くのかも分からず、手探り。
クロッキーは、地道に積み重ねることが大切です。
見えないところを見せられるのがデッサンであり、生きた線、死んだ線があることなど、
先生にアドバイスをもらい、描き続けていくことで、わかったそうです!
学生自身、自分がクロッキーのモデルになることで、どこに重心がかかっているのか?
描く時に、どこがポイントかを体感で理解することも重要です。
最後の方になるとモデルの学生は、バッチリ、ポーズを決められるようになりました。
いつの間にか、背中が、かっこいいなぁ、語ってるな〜
描きたいって思わせるポーズもできてきちゃう8カ月間だったと思います。
今後も描き続けてくれることでしょう〜。
「世界の素描体系」の右脇におき、先人たちのお手本を参考に描く学生。
筆でどんな感じに描けるか試したくなった学生は、鉛筆を筆に持ち替え、描いています。
プレゼンの様子↓
お気に入りの1枚は、隠れているところが多いあぐらのクロッキー。自分の好きだなポーズだなと思って描き、先生方にも褒められたので、自分の描く時の気持ちも大切だと感じたそうです。
自分の描いてきた8カ月を3段階に分類して紹介。
初期は感情の方が先行し、ジャコメッティーのような針金のようなクロッキーを描いていましたが、この課題の先生たちの基礎造形力を養うという意図と、自分のやりたいこととの葛藤があったそうです。
各自、自分の課題を発見し、どのように描くのか考察できた授業でした。