2週にわたりNHKで美術デザイナー、アートデレクターを務めた岡部先生に、放送局のモーショングラフィックスと美術セットデザインについて授業していただきました。
放送局のモーショングラフィックスが、「魅せる」ことから「機能する」ことに変化した事を分かりやすい図解で説明していただきました。カメラ位置、イマジナリーラインの基礎を、クイズ形式で楽しく学びました。
一番みんなが気になるのが美術セットを作る際に、どんな行程を踏んでいるのかです!
岡部先生の構築方法は、まず、最初に資料など集め、絵コンテを描くことから始めるそうです。どんなカットが必要か?を考えることによって、美術セットでどのようなものを製作するべきかがわかるそうです。
この行程を踏むと、自ずと世界観が構築できるので描いていたそうです。
連ドラの予定だったものが、予算が削られて2時間ドラマになった場合のような時でも、この絵コンテが役に立ち、短くなった分、シンプルなものでも分かりやすく伝える衣装や、アイコン的な物を用意できたのだそうです。
仕事現場での経験談は、貴重で分かりやすい考え方を教えてくれます。
いつの日にか岡部先生の声が、社会に出た後、仕事中に聞こえてきそうな気がします〜
「シンプルでも、分かりやすく伝えるブランディングで勝負をする」
まだ学生のみんなには早いかもしれないけれど、好きなものを作れる時に、たくさん色々挑戦して欲しいです!