【コンピュータハードウェア】コンピュータ分解実習①

【コンピュータハードウェア】は、コンピュータを構成しているハードウェアの機能を理解し、自作でコンピュータを製作するための基礎知識を学修する講義科目です。

一見すると美大生とは縁遠い領域かもしれませんが、目的に合ったスペックのパソコンで効率的に作業ができるようにするためには、必要不可欠な知識ともいえます。

普段は口頭での解説や関連分野のビデオを視聴して知識理解をしていますが、時に実習要素を盛り込んだ授業も実施しています。
タワー型のデスクトップパソコンをドライバを使い、外せるパーツをすべて分解、元通りに復元するまでの流れを数名のグループごとに体験してもらいます。

分解しすぎて、電源ユニットの中身を開けてしまうこともあります(3年に1グループくらい・・・)

一通り分解が済んだところで、1グループずつ、教員によるコンピュータを構成するパーツのレクチャーが行われます。その後、元通りにしてもらいます。

今後の教材用として、有志の学生さんにノートパソコンの分解にもチャレンジしてもらいました。
特殊なドライバや道具が無い状況での分解は、時に筐体を破壊しなければならず、かなり苦戦していました。。。

自身で分解・組み立てできるスキルを持つことができれば、パソコンだけでなく、Raspberry Pi(ラズパイ)などの小さなシングルボードコンピュータやセンサーを使って、アート作品の表現手段として活用することもできます。

有志の学生さんには、さらに協力いただき、パソコン以外のハードウェアの分解にも挑戦してもらいました。
その様子は追ってご紹介します!