コンテンポラリーアート演習 

安部定先生の授業『コンテンポラリーアート演習』の課題作品発表が大学ギャラリーにて展示形式で行われ、最終日には講評が行われました。(2017/1/13~1/20)

この授業の課題は「私が表す“現在”」をテーマに作品を発表すること。作品のテーマから表現の手法、発表の場の設定に至るまで、学生自身が決めながら取り組みます。安部先生の問いかけについて考えを巡らせる中で、また新聞やテレビ等で扱われている事柄の中から気になるものを拾い上げていく中で、学生それぞれが捉えている社会の「現代性」を明らかにしてゆきました。そしてそれらを作品に置き換えるため、表現の手法について試行錯誤を繰り返しました。

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展示会場の様子

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N君の作品『欲望-善悪無記』。町の風景や日常生活を送る人達の様子等が二つの映像としてメッシュのスクリーンを透かして複数映し出されます。映像が増幅されてゆくような感覚と流れている音が混沌とした印象を作り上げています。

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Sさんの作品『ものがたる木』は鑑賞者参加型の作品。作者や鑑賞者が各々持ち寄った「愛着があるがどうして良いか分からないもの」達が、木の枝にかけられ、新たな持ち主を待っています。中央の枝にはそれぞれのものが持つ「歴史」が書き込まれた封筒がかけられ、新たな持ち主へとその「歴史」が引き継がれるようになっています。

 

 

 

 

 

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Yさんの作品では暗室の中でぼんやりと温かい光が、小さな窓のようにも見える小箱の中を照らしています。小箱の中には作者自身の思い入れのある品々が。ぼーっと眺めていると、長い時間そこに居られてしまいます。

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最後まで試行錯誤の連続でしたが、みんなそれぞれ自身の壁をひとつ越えたようにみえました。創作することの厳しさと達成感を覚えた彼らが次にどんなことをするのか、楽しみです!