テキスタイル2年生の授業が始まりました。
テキスタイルコースに分かれて最初の授業では古典技法(友禅、型染め、色糊の技法)を学びます。
この日は友禅染に必要な糸目糊、ふせ糊の作り方を学びました。
今日はその糊作りの様子を少し紹介したいと思います。
糸目糊、ふせ糊はもち粉とぬかをふるいにかけ、食塩と、お湯を加えて作っていきます。
少しまとまってきたら手でこねて、お団子状にし、さらにドーナツ状にしていきます。
並べ終わったら蒸し器で約三時間蒸します。
蒸し終わったらすり鉢に移し、麺棒でお湯を加えながら捏ねていきます。
捏ね終わったらふせ糊の方はできあがりです。
糸目糊はさらに石灰と亜鉛末を加え、お湯と一緒にまぜていきます。
出来上がったら、糸目糊を更にきめ細やかにするために、紗を使って漉していきます。
これで糸目糊とふせ糊のできあがりです。
長い作業でしたが2年生も初めての糊作りを楽しんでいたようです。
次の授業ではいよいよ型彫りと、下図の制作に入っていきます。
次回も実習風景をアップしていくのでお楽しみに〜〜。