地域密着~クリエイティブ活動の可能性【キャリアデザイン】

「プロボノ」という言葉を聞いたことがありますか?

「プロボノ」とは・・・「プロはボーっとしてないで社会貢献しなさい!」(どこかの番組で聞いたようなフレーズ…(笑)というのは冗談として、本来の意味は「専門的な知識や技術を社会に役立てるボランティア活動。ラテン語のプロ・ボノ・パブリコ(公共善のために)が語源~朝日新聞掲載「キーワード」より」です。

今回のキャリアデザインでは、この「プロボノ」活動から生まれたフリーペーパー、スパイスアップ編集長の柏木由美子さんとそれに関わるイラストレーターのいけべけんいちさんをゲストに講義して頂きました。

※「スパイスアップ」横浜美大のある青葉区と緑区・都筑区を紹介するフリーペーパー。年4回4000部発行。その他編集部では様々な制作やイベントを地域で企画。本学学生も今年度よりデザイン編集に一部関わっている。

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柏木さんといけべさんのこれまでのご経験から始まり、お二人の出会いからこのスパイスアップの意義や今後について、拡がりに広がる話が展開されました。そこには数々の出会いとチャレンジ、そして可能性。そこから生まれる自由な発想=クリエイティビティが満載でした!!

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柏木編集長は、ライターとして人と人とを言葉で伝えることの楽しさと「地域」の秘められた可能性の大きさを、いけべさんは今、イラストレーターとして活躍出来ているのは、これまでの努力と人脈の賜物であることをご自身の実体験からリアルに伝えて下さいました。

また、多くの社会経験の上でこうしたフリーランスとして活躍している方だからこそのメッセージとして、「会社で働くことはお金を得ながら出来る勉強である」と学生たちに残してくださいました。好きなことを自由にやるために必要なことは何か?を考えるきっかけになったのではないでしょうか?

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美大生である学生たちとぜひ一緒にものづくりをして行きたい!という柏木編集長の元に、帰り際何人かの学生が集い、自分の作品を見せたり、連絡先を交換していた姿がこれからの可能性を感じました。こうして、地域から横浜美大がますます広がっていきますように★

 

※次回のキャリアデザイン授業は「これからのクリエイターに求められること~「協働」の必要性 山添隆文氏(㈱NTTドコモ)」です。 *本学内のみ公開授業

(キャリア支援担当)