VD_lVc☆class3 第2課題 講評!

VD_lVc☆class3 第2課題 講評!!

風が冷たく清々しい空〜
大学は後期に入り学生達も元気に活動していますよ〜

さて!横浜美術大学で日々、専門知識を学ぶ学生達は今どんな内容の課題を行っているのか気になりませんか?
VD_クラス3の学生達は【要素を取り入れたイラストレーション】という課題を行っていました☆

この【要素を取り入れたイラストレーション】という課題。どんな内容なのか?今回の課題では【遠近法】と【心象風景】を含んだイラストレーション制作となっています!

遠近といっても様々な技法があるなかで学生達は、個々の表現に合う遠近感を模索し、コツコツ構図を考え悩み迷いながら今日まで制作してきました。

もう一つのポイントとしてある【心象風景】では、言葉の通り、心の中に思い描いたり、浮かんだり、刻み込まれている風景や現実にはありえない様な風景であったり様々な空間を示す意味合いが多く存在する言葉です。その言葉を取り入れたイラストレーションとはどんな構成になるのか………学生達は、自分達の【心象風景】とは、そもそも何か、コレまたコツコツ、コツコツ考えては休憩し、また悩み迷い、個々の個性を表現する訓練となりました。

【遠近法】と【心象風景】を取り入れたイラストレーションを制作するなかで遠近法を特に意識して表現を試みた学生もおりました。

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作品4

構図設定を念密に行い、自分の【心象風景】を模索。色彩や濃淡などで空間に漂う雰囲気を表現。講評では、表現したかったイラストレーションの内容をプレゼンし、反省点などを述べ。先生からアドバイスを貰い今後の制作に活かしていきます。

 

 

作品2

自分の好きなアーティストをモチーフにして、アーティストの雰囲気や未だに自分やファンに影響を与えるアーティストの姿を敬愛している気持ちが上手く表現されている作品。近くで見るほど細かく描き込まれた作品は、制作過程が楽しく出来ていたのが伝わる様な作品でした。

 

作品3

自分の心を作品のモチーフにした作品。ペン画で細かく心のジメジメした様子や暗くなってしまう状態などを頑張って表現していました。ただ暗いのではなく、上手くジメジメした空間を醸し出せたのが素敵でした。

 

作品5

細かく散りばめられた花々が特徴的な作品。夢で見た不思議な空間を再現。特に散りばめられた花の彩色を細かく行い可愛らしさを表現しながら、空間の奥行きを感じさせる密度で遠近感を演出していました。

 

作品6

配色を細かく計画し、ムラなくベタ塗りで仕上げた素敵な夕焼け空が広がる作品。あえて、自分の得意な色彩や表現技法ではなく。ベタ塗りの平面構成をチョイス!ムラのない塗りは、作業の繊細さや真剣な姿があったからです。とても素敵な夕焼け空が背景としてある作品でした。