2018年度金兎賞海外美術研修旅行記 その5

引き続き、海外美術研修の様子が現地から届いていますのでご紹介します!

 

本日のマドリードのスタートは、11時から少し旅疲れが出てきた頃なので、

遅めのスタートにしました。

訪れた場所は、市場の朝食→画廊→アルカナ門→王立サンフェルナンド美術アカデミー→スペイン広場→スペイン王宮→アルムデナ大聖堂→プラド美術館です。

 

 

移動は、地下鉄です。

マドリードの地下鉄では、充電できる機械が、置いてありました。

充電足りてる?っと書いてあるそうです。

可愛い笑顔の充電器でした。

スペインは、どこを見ても、デザイン溢れる街並みで、

美術館や公園、すべてが、絵になり、歴史の勉強になります。

 

市場での朝ごはん。

 

スペイン特有の卵のトルティーヤに、ミルクたっぷりのコーヒー。

 

 

食事の後は、スペイン広場をめざします。

行くまでの道のりで、ギャラリー街を見つけました。

絵のテクスチャーが気になったので、Jorge Alcolea さんのギャラリーに入りました。

思いがけず、作家さんにお会いできました。

 

アルカナ門を、見学。

 

王立サンフェルナンド美術アカデミーにて、

ゴヤ作「いわしの埋葬(Entierro de la sardina)」の絵を、見に行きました。

 

この絵は、キリスト教を少し理解していないと、分かりにくい絵です。

復活祭前の禁欲的な40日間-四旬節-が始まる前に

思いっきり楽しみましょうという行事らしいです。

灰の水曜日にスペインでは鰯を泣きながら埋葬しつつ、

最後、火で鰯を焼くそうです。

女性たちは、みんな鰯の未亡人になり、参列、お祭りのような、

なんとも、不思議な行事です。

 

 

ジュゼッペ・アルチンボルドの絵も、見ることができました。

ここも、名画の嵐です。

 

マドリードのスペイン広場です!

「ドンキホーテとサンチョ・パンサの像」

 

 

スペイン王宮

ブルボン家の王宮は煌びやかさが、感じられる王宮です。

イザベル女王に、コロンブスが「新大陸を発見しました!」と報告した王宮もバルセロナで見学しましたが、その王宮は質素でした。

歴史ロマンを感じるのは、バルセロナの王宮だと感じましたが、

どちらも、違った素敵さがあります。

 

 

王宮に隣接する

サンタ・マリア・ラ・レアル・デ・ラ・アルムデナ大聖堂も、見学しました。

こちら、スペインの内戦などもあり、築25年です。

 

聖堂内

 

 

次にプラド美術館を訪れ、ベラスケスの絵を見ました。

残念ながらプラド美術館は、館内撮影禁止です。

 

プラド美術館ベラスケスの像の前で。

 

スペインを代表する画家ディエゴ・ベラスケスが描いた

「ラス・メニーナス」(「女官たち」)

 

我々だけでなく、20世紀を代表する巨匠である、

あのピカソも何度もこの絵を観るためにプラド美術館へ足を運んでいます。

バルセロナでピカソの「ラス・メニーナス」をみました。

模写というべきなのかな?

ピカソが、自分の作品に落とし込むことで、

ベラスケスへの尊敬がわかることでしょう。

 

 

ここで、少し、絵画の見方がわからない人へのアドバイス。

自分の今の感性で、心震えたものを感じましょう。

 

心で感じたものは、頭で考えなくても、自分の中に残ります。

そこから、題名、年代、時代背景を後々確認します。

そうすると、どの画家が、誰に影響を受けたか少しずつ分かります。

今まで、点と点で見ていた絵が、美術史として、自分の中に、

蓄積され、新たな世界を見ることができます。

 

歳を重ねるごとに、絵の素晴らしさに気づきが出てくるでしょう。

 

 

たっぷり、絵を見て外に出ると、世界女性デーで、デモをしていました。

スペインは、ヨーロッパの中でも、女性の役員や、

社会進出が、少し遅れてる国なのだそうです。

去年から始まったらしいのですが、すごい人数です。

 

世界の情勢も、感じられた。一日になりました。