本日はPDコース2年後期後半課題の講評会でした。
今年度PDコースの専門的課題に取り組んで来ましたが、
今回の課題は、具体的なテーマ起点ではなく、「つなぐ」
というキーワードから始めました。
途中悩んで足踏みしたり、方向転換したりしましたが、
それぞれなかなか面白い発想からコンセプトを導き出し
提案に結びつけられた様です。
この提案は、「テープ」という「つなぐ」道具をテーマ
にしています。「つなぐ」ためには「切る」という行為が
つきまとう悩みもあったものの、それ含めて「つなぐ」と
解釈。合理的な構造も考えられていて、なかなか良いモノ
になったと思います。
こちらは、自動酒供給の「枡」です。
飲みながら自分の適量を少しずつ足してゆく、いわゆる
手酌の新しいスタイルです。上の枡を押し下げる事で、
お酒が下から湧き出してくる仕組みがユニークです。
お料理を楽しみながらお酒を楽しめる。
料理と酒を「繋ぐ」。会話を途切れさせず「繋ぐ」と
言う2つの意味合いがあります。
こちらは友人同士の「モノの貸し借り」に使うための
パッケージ。空気でふくらむ素材で品物を優しく包み込み
ます。理に叶った構造をファンシーな形に仕上げました。
これもプロダクト?と思うかもしれませんが、友人同士の
ものの貸し借りの際に、気持ちを伝え合う・次につながる
メッセージのやりとりを行う「メッセージカード」、、、
という「繋がり」のテーマに即したプロダクトと言えます。
コロナの影響でモノの作り込みが思うように行かなかった
とは思いますが、ここまで皆よくがんばりました!!
この1年の活動を「自信」として、次年度も頑張ってくださ
いね!!