【プロダクト3年】PD表現Ⅲ「ポケットパーク」講評会

こんにちは!

季節の変わり目で、気温も安定しない日が続きますね。
横美の構内でも葉っぱが落ちてきたり秋が深まってきました。

さて、今日は3年生の授業、ポケットパーク講評会でした。

この課題はバス停すみよし台駅の停留所側の南門から横浜美術大学構内入ってすぐの空き地20m四方をランドスケープデザインする課題です。

目的としてはユニバーサルデザイン、インクルーシブデザインなどの他者との関係でより豊かで包括的な社会生活の向上やサスティナブル、ダイバシティ、循環型社会について学びました。

かけがえのない地球環境や生物多様性を保全できる環境システムの実現についても考え、いま社会で求められているデザインへの理解を深めるためのリサーチ学習も行いました。

1/100サイズの模型とプレゼンボードに提案をまとめたものを元に発表しました。

この提案は、カフェ、ギャラリーとなる空間で、横美の中でも他コースが授業で何を学んでいるのか、展示を通じて発表することができるそうです。
天窓のついた洞窟みたいな空間でおしゃれなカフェ空間にも見えて本当にあったら行ってみたいと思う空間ができましたね!

3回もの試作をして、最適な形を作っていて説得力が出てきていたと思います。

これは授業でモニタを見つめ続けた後に、豊かな自然の中で休息をする場所の提案です。近年「アクティブレスト」という積極的な休憩について注目されるようになってきていますが、休憩は屋内でするものという私たちの固定概念をより自然に近づける形でとても良いと思いました。模型の完成度がとても高いですね!

そのほかにも横美のコースごとのカラーを取り入れた遊具のような空間の提案。

四季を感じられるような組み替えできるお花の空間、

スタジアムのような形状の提案など、多様な視点で試行錯誤した模型とプレゼンボードが集まり、学び合える講評になりました!
パーソナルツール → シェアツール → ポケットパークとプロダクトデザインの対象者が増えるにつれて、みんなのデザイン力やボードの作り方もうまくなってきていると思います。

 

次回は最後の課題、アプリケーションのUI・UXというインターフェースデザイン(仕組みやアプリケーションの画面)となります。
さらに対象者が多い課題となり、3Dソフトに加え新たなデザインソフトを学びながらの授業となります。成長したみんなの発想や提案が今から楽しみです〜!