引き続き、海外美術研修の様子が現地から届いていますのでご紹介します!
今日はバルセロナからマドリードまで移動します。
600キロ 2時間半。東京→広島間と同じ距離です。
アトチャー駅に着きました。
着いてから遅めなお昼です。
なんと、ミシュラン二つ星のお店⭐️⭐️
ミシュランを取ったシェフが、15000円分の労力を使うちゃんとした料理を作るのに疲れてしまって、カジュアルにするところが多いのです。
お昼代、日本円で2000円ぐらい。
実は、普段であれば、予約しないと入れないお店にはいれました。リーズナブルで、美味しい料理でした。
川井さん、大満足!!
センスって、日常の何気ないところからも影響を受けます。一流のシェフが作るものの彩りや、お店の雰囲気を楽しみながら、センスが上がる歳の重ね方をしてくれると、いいなぁ。
ここのシェフは、日本食にインスパイアをうけたのでしょう。日本の万能ネギがさりげなく、添えてあります。お皿にも美的センスを感じます。
なんと、お茶ポットが、南部鉄器!
日本の美術センスも、再確認です。
お腹も満たしたところで、ティッセン=ボルネミッサ美術館見学です。
14世紀・15世紀の重要なフランドル、オランダ絵画があります。ルネッサンス期やバロック期の作品もあるんです。
また、ここには、印象派のゴッホ、モネ、ドカなど、本当に盛りだくさんです。
ここには、バロック時代を代表する彫刻家、建築家、画家でもあるジャン・ロレンツォ・ベルニーニの制作した像があります。
ベルニーニを、スペインでも、見れるなんて、とても、貴重な体験です。
彼は、ローマのために生まれてきたと言われています。古代遺跡が残る古き都ローマは彼の手によって、壮大なスケール、絢爛豪華な装飾にあふれる美の都に変貌されたのですから。
彼の作品。
やはり、群を抜いて造形美が優れているので見るだけで、ドキドキ、キュンキュン。素敵さに心持ってかれちゃいます。
彼を少しずつ知りたければ、ダン・ブラウンの小説「天使と悪魔」を読んだり、映画化された作品の中を見ると、最初のとっかかりになるでしょう。
(ちなみに、話は、少しずれますが、ダン・ブラウンの奥様が、美術史を学ばれています。そのため、小説の中に影響が出てるんだと思います。)
聖セヴァスティアーノ St.Sebastiano
ベルニーニ以外の作品も沢山あります。
印象派。
印象派の作品があり、心躍りますね。
ゴッホ
夕暮れ時がいい感じです。
ドガ
バレリーナ
沢山みて、心が豊かになる時間を楽しめたと思います。