聞こえる人と聞こえない人が一緒に学ぶ方法を探して~~多様性について考える【キャリアデザイン】

「大学」という社会ひとつとっても、様々な環境で生きている人がいる・・・

今週のキャリアデザインⅠでは、日本に1つだけの障害者(視覚または聴覚)のための国立大学である筑波技術大学の障害者高等教育研究支援センターより中島亜紀子先生をお招きして、聴覚障害・情報保障・合理的配慮についての講義がありました。

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本学にも聴覚障害の学生が学んでいます。普段から情報保障として協力してくれている学生ボランティアに加え、今回の講義では、中島先生が手話と口頭でわかりやすく伝えて下さいました。その中で当事者の2人から聞こえやコミュニケーションについて伝える場面もありました。

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特に「聞こえ」の度合い(デシベル:㏈)については映像と音声で実際に体感出来たことが、今まで知らなかった、もしくは知ろうともしなかった世界に触れられたのではないかと思います。

また「聞こえないこと×アート・デザイン」についての紹介もありました。感想の中には「どの人も見たり聞いたりして楽しめるデザインを作っていけるヒントになった気がする。そういった壁がなくなるような事が出来れば良いと思う。」「もっと授業の臨場感を共有する為に改善できること、思いついたことを提案していきたい。」などこれからの制作にも役立てたいと考えた人もいました。視野の広がる講義をありがとうございました!

 

※次回のキャリアデザインⅠは、イラストレーター(いけべけんいち氏)と地元フリーペーパー編集長(スパイスアップ編集長:柏木由美子氏)による地域密着なクリエイティブ活動(プロボノ)についての講義です。(学内のみ公開授業)

(キャリア支援担当)